日程:2026年5月22日(金)17:00~20:00
場所:グリーンヒルホテル尾道
令和8年5月22日に第34回定時総会が開催されました。
立石支部長の開会挨拶は、昨年度の振り返りから始まりました。青年部との連携により開催されたオープン例会や、三原支部・今治支部との合同例会など、支部の枠を越えた学びと交流が生まれました。
各委員会の活動においても、経営指針の作成促進や、政策アンケートの回答数が過去最高となったことを受けて行政への報告を行うなどの取り組みや、広報誌「でべら」のWEB化に向けた活動を進めました。
一方で、例会運営に関しては課題も明らかになりました。運営の負担、参加者の固定化、参加率の低下などです。これらを改善するために、報告者の選定や開催時間・場所、懇親会の設計など、参加しやすい環境づくりに取り組む必要があります。
「学びを即実践する」こと、「つながりを力に変える」ことの重要性を改めて実感した一年でした。そして、「同友会活動と自社の経営は両輪である」という認識を新たにしました。
基調講演は、日鐵鋼業株式会社代表取締役の能登伸一氏によるものでした。同氏は、同友会への入会後、役職を務めながら「企業内総幸福」を掲げ、全国で報告した経験をもとに、自社での取り組みを進めてこられました。
社員さんにやりがいを感じてもらい、個性を磨き、一体感を持って成長を実感してもらうために、「会社の見える化」「聞くコミュニケーション」「還元」を推進されています。社員さんが自社の経営を自分事として考えられるよう、指針書に沿った行動や月次報告(決算)、給与の見える化(職能とスキルによる評価)、将来の見える化(10年後のビジョン)を実現しています。
また、年3回の個人面談や開発会議を行い、賞与や休日の還元も確実に進めておられます。その姿勢に深く感銘を受けました。
最後に、原因はすべて自分にあるという「原因自分論」や、経営指針に沿った言行一致、そして諦めずに続けることの重要性を強調されました。社内の開発会議では、最初は愚痴や不満が多かったものの、諦めずに続けることで社員さんからのアイデアや改善案が出て、さまざまなことを任せられるようになったという実例も印象的でした。
「自分の意見を最初から伝えるのではなく、社員さんの声を聞き続ける」ことなら、私にもすぐに実践できそうです。自社に持ち帰り、早速取り入れたいと思います。
懇親会では、退任・新任役員の挨拶や、会員間で主に中東情勢や各業界への影響について情報共有が行われ、相互理解を深めることができました。
今期のスローガンは「学びを、もっと自由に。もっと実践的に~ともに学び合おう~」です。課題に取り組み、新たな活動も始まります。議論と実践を繰り返しながら、自由に、実践的に、ワクワクしながら活動していきましょう。
最後に、総会の準備と進行にご尽力いただいた役員の皆様に感謝申し上げます。
鐵萬商事株式会社 池田 敦