■と き:6月18日(木) 18:30~
■ところ:北海道 旭川(勤労福祉会館⼤会議室)& ZOOM
■報告者:株式会社プラス 代表取締役 酒井 裕次 氏
6月18日、北海道中小企業家同友会道北あさひかわ支部と広島県中小企業家同友会尾道支部による初めての合同例会が旭川勤労福祉会館にて開催されました。
あさひかわ支部とのご縁は、2026年(本年)尾道支部新年礼会でご講演いただいた、資生堂クリエイティブ(株)クリエイティブディレクターであり、旭川デザインウィークでもクリエイティブディレクターの山田明宏氏から、さらにご縁が重なり、今回の合同例会が実現しました。
会場では例会前の受付の段階からも、あさひかわ支部の和やかな雰囲気があり、普段とは違う支部との合同開催ということで「新しい学びを持ち帰りたい」という期待感が感じられました。
今回の報告者は尾道支部の(株)プラス代表取締役、酒井さんです。
報告では、酒井さんは、因島の基幹産業である造船業の価値を地域のために再構築し、造船鉄工祭の企画実行を通して造船業のイメージを一新。
行政も巻き込み共に動いていく報告事例には、地域全体を動かすスケール感と、現実を変化させたリアリティがありました。
何より報告で最も心を動かされたのは、
「地域の未来を創る ~次世代につなぐ~」という明確なヴィジョンでした。
造船業を地域の若者や子どもが「かっこいい仕事」と思えるようにする。
その結果、
・地域の雇用を守り、
・人口流出を防ぎ、
・地域の未来を創る。
その想いが、造船鉄工祭の「楽しめる仕掛のデザイン」という手段を通して形になっていました。
そして、特に印象的だったのは、造船所で働く方々が、
造船鉄工祭をきっかけに「自分たちの仕事に誇りを取り戻した」というエピソードです。
地域への想いが、”現場の人間”の意識まで変えていく力を持っていることを実感しました。
報告後のグループ討論では、あさひかわ支部の皆さんからも
「次世代のために地域の産業を育みたい」
という酒井さんの想いへの共感が多く聞かれました。
また、オープンマインドで活発な対話から、あさひかわ支部の方が、
「従業員に伝えたい”心を動かす言葉”を見つけました!」と仰っていたのも、対話の場の価値を感じられました。
合同例会の他には、工場の視察ツアーと、旭川デザインウィーク(ADW)にも参加しました。
工場でもADWの会場でも、主催者の理念や目指す姿がスタッフ一人ひとりへ伝わっていて、自然な振る舞いとして表れ、居心地のよい雰囲気が漂っていました。
今回の合同例会と旭川での3日間を通して、「理念が伝わり、行動を起こす・変える」姿を実感しました。
細部まで理念が浸透し行動し続けることで、
人を巻き込み、
地域を動かし、
未来を創るのですね。
体感知が伴う、学びを得た旭川の3日間でした。
オノミチファッションワークス 吉田さちえ