日時:2026年8月24日(月)18:30〜20:45
場所:尾道市役所 多目的スペース1・2
司会進行:尾道支部副支部長 岩田 浩一氏
参加人数:76名(オブザーバー含む)
8月例会は、尾道三原支部合同例会という事で参加者76名という大盛会の中で行われました。

報告者は広島中支部前支部長である株式会社真工務店 代表取締役の山口哲司氏です。
山口さんは、飾らず赤裸々にご自身の経営体験や失敗談を話してくださいました。高校卒業と同時に内装工事会社に就職するも、労働環境の悪さに退職、転職をされますが、その後働く会社が倒産したりもしました。社員として働く中で労働環境については働く側の気持ちをそこで体験されていたからこそ、後に、逆に雇用する側になってもされる側の気持ちが分かっていたのだと思います。また戸建てやマンションの再販事業に参入されるときの借入金の手当ての難しさなども、とても共感を得る内容であり話しぶりも含めて聞きやすく、どんどん引き込まれていく思いでした。
報告の内容は同友会との出会い、初めて例会へ参加した時のこと、経営指針書の重要さ、採用活動についてなど多岐にわたり、会員さんはもちろんオブザーバーのみなさんにも参考になるものが多かったのではないかと思います。
特に、同友会との出会いによって経営に対する考え方がどのように変わっていったのかという部分は、非常に参考になる内容だったと思います。経営指針書についても、単に会社の方針を書面にまとめるだけではなく、経営者自身が「自分は会社をどうしたいのか」「社員とどのような会社をつくっていきたいのか」を考えるための大切なものだと改めて感じました。
採用についても、単に人を採るということではなく、会社がどんな人と一緒に働きたいのか、そして働く人にとってどんな会社でありたいのかを考えることが重要なのだと思いました。会員さんはもちろん、今回初めて参加されたオブザーバーの皆さんにとっても、経営について考えるきっかけとなる内容が多かったのではないかと思います。
今回の例会は尾道三原両支部の組織総務委員会担当という事で、私もグループ長という大役を仰せつかりました。あとこの原稿と。
今回とても良かった点は(私がG長をしばらくやっていないから知らなかっただけかもですが)、G長研修の内容がとても充実していたこと。討論の内容もそうですが、導くべきゴールを明確にしていてくれたこと。目的の一つにオブザーバー参加のみなさんを入会につなげたい、そのためには同友会のよさを感じてもらいたい。そのためのG討論であること。
と、いう事で臨んだG討論でしたが。 とても活発な討論となり、あっという間に時間が過ぎました。
参加者のみなさんが経営を行ううえで大切にしている思い、実践している事例などを共有するにつけ、根底にあるものは経営に対しての真摯さ、誠実さであるという言葉が共通して出てきました。 山口さんの報告内容にも誠実な経営判断や選択が随所に出てきており、会社をよくするうえで、絶対に必要なものだと再認識しました。 会社を良くしていくうえで、経営者としての知識や技術、数字を見る力などももちろん必要ですが、その根底には「誠実に経営する」という姿勢が絶対に必要なのだと、今回の例会を通して改めて再認識しました。
また、同友会の例会は、単に報告者の話を聞いて終わるものではなく、その話を自分の会社や自分自身の経営に置き換えて考え、さらにグループ討論で他の経営者の意見を聞くことで、より多くの気づきを得られる場なのだと改めて感じました。
今回のように、支部の垣根を越えて一緒につくり上げる例会は、準備や調整など大変な部分もあると思いますが、その分、参加する側にとっても非常に新鮮で、普段とは違った学びや交流が生まれるのだと思います。 尾道支部と三原支部、それぞれの良さを持ち寄ることで、より充実した例会になったのではないでしょうか。
今回の例会を準備・運営された両支部の皆さん、そして報告いただいた山口さん、本当にお疲れさまでした。G長と原稿執筆という良いとこどりで済みませんでした。チン!
尾道ええもんや(尾道観光土産品協同組合) 杉原大路